テニスで勝つにはどうしたらいいか(1-3)

テニス

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1. 相手と呼吸を合わせること

私は昔から人の考えを読み取ろうとする試行回数が他の人よりも多かったように感じる。このような性格は良くも悪くも日本人的他者を慮る気持ちから生まれたものだと思われる。本当かどうかは知らないがMBTI診断で日本だけが異様に共感者から人の考えを読み取ろうとする試行回数が他の人よりも多かったように感じる。このような性格は良くも悪くも日本人的他者を慮る気持ちから生まれたものだと思われる。本当かどうかは知らないがMBTI診断で日本だけが異様に仲介者が多いとかそうでないとか。

この他人と呼吸を合わせるというのはテニスの戦術においても大いに発揮することができる。時に私は大学時代から今日までダブルスを主戦場にしているが、ダブルスは前衛の動きが非常に重要となってくると思っている。さらにそのダブルスの前衛の動きの中で特にゲームを動かすのはセンターポーチ(動くと動かないとにかかわらず)だろう。

センターポーチに出る際に何が重要かというとタイミングである。フォームや真ん中に当たるかはそこまで重要ではない。その時によくやってしまうのは、自分のタイミングでポーチに出る起こりを行ってしまうことである。相手は客体であるため、当然ながら自分よりも自分を客観的に見れている。その起こりを見て裏をかくことは容易にできるであろう。

宮本武蔵著『五輪書』の水之巻きにも、「目のつけやうは、大きに広く付くる目也。観見二つの事、観の目つよく、見の目よはく、遠き所を近く見、ちかき所を遠く見ること、兵法の専也。」とある。

これは他の状況の言及においてもいとまがないので特に列挙しないが、相手と呼吸を合わせることであらゆる場面においてタイミングを正しくとることができるため、常に意識したい。

2. かっこよくプレーする自分を想像する

人というのは不思議なもので「これをしちゃいけない」「今のは足が動いていなかった」「ダブルフォルトしたらゲームを取られる」のように何かを避けなければいけないと思えば思うほど、その流れに飲まれてしまう。

ならばどうすればいいか、たとえ無理だと思うくらいの実力だとしても、自分がプロかのようにかっこよくプレーするところを想像しながら動作を行っていくのである。

よく思考は現実化するというがこれは肯定的なことだけであり、スマホを見ないという自分との制約は一時間のうちに消え去る。

3. ファーストゲームは全部ポーチ

最初のゲームは全員自分が思うようなプレーはできない。これは入念なウォーミングアップをしていたとしてもだ。ならば、ファーストゲームは一つの事を徹底して行い、体が動き始めるようにしなくてはならない。

シングルスゲームを開始するときはセンターセオリーで永遠にセンターマーク1.5m内側を狙い続けてポイントを取るし、ダブルスゲームでは最初の前衛はすべてのボールにポーチを出る(もちろん後衛ペアにはチェンジしてもらう算段を伝えておくが)し、後衛なら、、なんだろうか。

大学時代のダブルスの名手と試合した際に、ファーストゲームで実際にこれをやられて、相手は勢いづきこちらは対策を考えることからゲームがスタートする。試合の結果はいう必要もないだろう。

とにかくファーストゲームは全部ポーチをするくらいの勢いで、自分のやりたいことを一つに絞りそれを徹底して行うことで、自分の土俵に相手を引きずりこむのが何よりも重要である。

一つ目からこんなに長々と書くとつらいので3段落くらいで今後はまとめていきたいし、精神論だけではいけないので具体的なことも言っていかなければ。

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